2010年4月23日(金) |
AR-ER Pickup |
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チョット、メモ的に。
AR-ERのコンタクトピエゾの位置がイマイチのような気がして変更を考える。
ピックアップはSHADOWのSH711。
この調整はギターの表面でピックアップを移動しながら探ってみたが、1cmズラすだけでも音質が大きく変わるので位置決めが難しい。
「青マーク」が今までパテ(粘土)で付いていた位置。
パテでの取り付けは高音が強くシャキシャキな音で低音を押さえたコンプを掛けたような音。
マグネットと混ぜると位相がズレた感じのエレキでいうハーフトーンのような感じ。
出力は普通。
これを両面テープで固定をし直すと、よりダイレクトな音になり出力も上がる。
アコギの場合は自然な音の方がイイので、取り付けに関しては両面テープの方が良さそう。
「赤マーク」に移動し両面テープで固定をするとギターの響きが録れ音が丸くなる。 出力はもっと上がりエレキギターで言うフロントピックアップのようなサウンド。
コンタクトピエゾ1つだけのときは自然な響きのこの位置がいいが、中低音に関してはマグネット(サンライズ)で補うのでリアピックアップのような硬い音が欲しいところか。
「緑マーク」はいい感じの硬い音が出るのだが、ブレーシング(補強材)がジャマして取り付けられない。 残念!
画像下を見るとスキャロップド・ブレーシングが解る。
(これで鳴りを調整するらしいが、各メーカーの企業秘密なのだろう)
あとはギターの膨らんでいるところ「緑マーク」の右7cmぐらいの左右対称に響くところがあるぐらいかな。
両面テープの厚さによっても音質が変わるところも重要。
0.16m/mと0.64m/mの2種類で試してみると0.16m/mの方がより直接な音が録れるが、今回は0.64m/mにしておく。
と、まぁ、こんな感じなのだがギター本体ごとで変わりそうで、取り付け位置に関しては他のギターでは参考にはならない気がする。
この辺がアコギ録音の難しいところか。
本当は経験豊富なリペアマンに任せた方がイイのかも。
結局は元々付いていた「青マーク」の位置は変えなかったが、パテから両面テープに変更して多少ダイレクトな音になった。
ギター自体はフレットの摺り合わせをしてイイ感じになったが、ピックアップやプリアンプの選択はまだまだ追求の余地ありかな。
もうひとつ・・・
手持ちだったShadowのピクアップを使って2つでテストを行ったが、この2つ個体差があり音質や出力が違う。
それと上から(画像では下から)押さえつけると音量が上がり音質も変わるモノがあるので、押さえつけながら調整できるものがあれば面白いかも。
入手当初に楽器店で付けてもらったときは「青マーク」の6cm左1cm下のブリッジの裏辺りだったようだ。
デジカメをサウンドホールに突っ込んで写真を撮ると、昔に付いていた形跡がある。
が、変更した記憶が全くないw
というか、なにげに汚いw
掃除ぐらいすればよかったかな。
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